BT24 不妊治療 いつまで続けるか

妊活治療

こんにちは、まめです。

夫と0歳の子どもとの3人暮らし(アラフォー)

2年ほど前に体外受精に挑戦し、昨年、無事出産しました。ちなみに、着床前診断(PGT-A)を行い、凍結できた卵は2つでした。

そして今回、できる限り妊娠率が高いうちにと、残り1つの凍結胚を移植しました。

BT10でhCG221mIU/ml、BT17では胎嚢4.1mmhCG1519mIU/mlとの結果。

BT22、茶おりから、ついに鮮血が。病院を臨時受診し、ポリープ切除後、経過観察となりました。

今回はBT24、定期受診日です。出血は増加の一途。

結果的に、悲しい結末となりましたが、頭を冷やして、現実的に、今後について少し考えてみます。

覚悟の受診②

今回も、前回同様、覚悟の受診でした。

流産を繰り返してきた身としては、経験済みの何かを感じていました。

ドキドキの超音波検査(エコー)では、前回よりも小さくなっている胎嚢。卵黄嚢も見えなくなっていました・・・。診察をうけなくても、結果はわかります。

内診後、「怖いな」とボソリとつぶやきながら診察室に入ります。

先生は、丁寧に説明してくれます。前回よりも胎嚢が小さくなっていること、hCGの成長具合も弱いこと、可能性は少ないこと。

私は、「はい」としか言えません。何か言いたいけど、言葉を発したら、涙が出そうで。

先生は続けます。1週間経過をみてもいい。エストラーナテープとウトロゲスタンを続けるか。でも、可能性としては低い。

やさしい先生の配慮に、少し救われます。先生はわかってくれています。現実を受け入れることに、時間がかかること。

わかってはいたと思う。薄々気づいていた、見たくない現実。

「私も難しいと思います。薬はいいです。」言葉を振り絞ります。でも、途端に、涙があふれ出てきます。これで、5回目の流産。何度経験しても、慣れませんね。

受け入れたくない現実と、向き合う時間は、本当につらいです。ただ、先生の配慮には、本当に救われます。丁寧に診てくれる先生、気持ちに寄り添ってくれる先生、仕事が早くわかりやすく説明してくれる先生、それぞれの良さがあり、感謝です。

先生だけでなく、看護師さん、事務員さん、培養士さん、みなさんから丁寧さや思いやりのケアをいただき、この病院で治療ができて、よかったと思えます。

不妊治療を継続していくには、治療技術もですが、精神的にも、病院は大事な支えとなります。

次回の受診は1週間後です。

処 方

エストラーナテープとウトロゲスタンは終了。ダクチルのみ継続となりました。

ダクチルは不要では、と思ったのですが、「腫れを抑えてくれるから」とのことでした。

経過としては、こちら。

生理開始後
  3日目~    エストラーナテープ0.72mg 4枚ずつ 2日おきに張り替え
  4日目~5日間 レルミナ錠40mg 朝食前
移植7日前~
  ルトラール錠2mg 毎食後
判定日(BT10)~
  ルトラール錠⇒ウトロゲスタン膣錠 1日3錠 へ変更
BT22(出血)~
  ダクチル錠50mg 毎食後

治 療 費

今回は、2,030円と普通と思える料金。

もう、出血して体外受精の治療ではないので、保険適用となりました。

・・・複雑。

 受診1 血液検査(断乳後、生理3~5日目の受診)
       3,670円(ここまでは保険適用、3割負担)
受診2 血液データの確認、内診
       1,100円
受診3 内診、薬処方(生理開始1~3日後の受診)
      18,270円
受診4 内診、血液検査、薬処方(移植7日前)
       8,890円
受診5 凍結胚移植
     123,100円
受診6 内診、血液検査、薬処方(判定日、BT10)
      20,980円
受診7 内診、血液検査、薬処方(BT17)
       5,520円
受診8 内診、薬処方、ポリープ切除術・病理診断(BT22、出血による臨時受診)
       9,180円
        ※自費  :2,200円(内診)
        ※保険適用:6,980円(再診、薬、ポリープ切除、病理代)
受診9 内診、薬処方(BT24、出血継続)
       2,030円(保険適用)
       
                              合計:192,740円

追いつかない気持ちと、整理できない頭

診察後も、涙が止まりません。まだ、治療費を払わなければいけないのに。

なんとかお金を払った後も、家に帰る車の中で、涙がこぼれます。

こんなに、お金を払って、つらい薬も続けて、時間を使って、最後はとてつもない喪失感。

身体もだけど、心が持ちません(ズタボロ・・・)。

不妊治療は、ハイリスク・ハイリターン。

なんで簡単に子どもができる人が、あんなにいるんだろう。幸せそうでいいな。と、勝手なことを思ってしまいます。悔しさと、怒りと、悲しさと、グルグル。

家に帰っても、ふと涙がこぼれます。お昼ご飯は手抜きのコンビニ食。自分にとっては、ちょっといいやつを(冷凍ボロネーゼ)。

夫との連絡で、また涙が溢れます。本音がポロリと浮かびます「また妊娠したい」。

「頑張ってみる?」と、夫。

「今は感情的だから、わからない」と、言っておきます。

まだ、トイレに行くたびに、出血をみて落胆。でも、諦めがついたからか、昨日よりも少し楽かな。

でも、トイレはちょっと行きたくない。

なんだか疲れました。ちょっと前まで、妊娠してたのにな。

何がいけなかったんだろう・・・。

最初から卵の限界だったのか、自分がストレスを溜めていたのがわるかったのか、神棚の榊が枯れていたのがわるかったのか、神社の授かり石を返したのがいけなかったのか・・・。

グルグル、グルグル。

もう帰ってこないのに。

いつまで治療を続けるのか

ふと、「不妊治療をいつまで続けるのか」という問いが、自分の中に浮かびました。

1人目を産む前は、今回のPGT-Aで最後だと思っていました。悔いがないように、仕事を辞めることまで考えました。

実際に、夫婦2人での生活も考えました。里親も検討しました。

無事、子宝に恵まれ、それだけでも感謝・感謝です。でも、それでも、まだ「産みたい」という気持ちが。

この「産みたい」という気持ちは、どうも、女性の本能らしい。なんとなく腑に落ちます。

不妊治療、できるならやっています。でも、現実、お金の限界があります。

私たち夫婦は、次に不妊治療をするなら、PGT-Aと決めています。お金はかかりますが、年齢的に時間を有効に使いたいし、安心感があるからです。流産の確立が減るのも大きいですしね。

「いつまで続けるのか。」

「どうすれば悔いのない選択ができるのか。」

お金が尽きるまで?でも、そのために家族での生活が苦しくなっていいのか?年齢的には、もう少し頑張れそう。でも、精神的に、今はきついかな。時間は、待ってくれないのに。焦りが出てくると、また、身体に力がこもります。

すぐに答えなんか出ません。

今回だめだったら、やろうと思っていたこと

治療をするにあたり、「だめだったら、こうしよう」というのを考えるようにしています。

これがあると、治療の支えになってくれます。

前回は「北海道に旅行に行く」。今回は、「高配当株にチャレンジする」でした。ゆくゆくはするつもりだったのですが、2人目ができないとなると、減るはずだったお金。早めに使ってしまおうという魂胆。

まずは、ぼちぼちリサーチから始めようかな。

育ってくれるといいな。

肩の力を抜く

不妊治療って、のめり込んでしまって・・・、中毒になりそうですね(苦笑)。

まったく妊娠できないときもそうでしたが、流産は結構きついです。思ってるより、こたえます。

一気に生気がなくなってしまいました。

身体の力を抜かなくては。

少し、治療から離れて、頭を冷やしたいと思います。まずは1か月、と思って。・・・って、考えちゃうんですけどね、ちょっと楽になります。

こんな時は、ちょっと遠出したいですね。どこに行こうかな。自然いっぱいの場所がいいな。

さ、今日も、肩の力を「はぁ~」と抜きましょ(*´Д`)

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