リベラルアーツ大学の両学長が勧める「人生の羅針盤(価値観マップ)」。
どうやら、「生き方の軸、その人生に必要なことを明確にする」ツールらしい。
実際どうなの?
と思い、作ってみました。
この記事では、
●「人生の羅針盤」とは何か
● メリット・デメリット
●「人生の羅針盤」の作り方
● 実際につくってみた感想、かかった時間
について、ご紹介しています。
作ってみた感想としては、
● 後悔のない人生のために、今すべきことがわかった
● 選択の優先順位がはっきりした
● 仕事をどうしていくか整理ができた
● 人生を楽しむモチベーションが上がった
● 深層心理を知るツールとしても使えた
※自分のクセと、なりたい自分が混同していた ー愛に振り回されていたー
と、ちょっと意外なところもあり、とてもオススメのツールでした(^^)
「人生の羅針盤」とは
自由で豊かな人生のための、お金に関する知識を教えてくれるリベラルアーツ大学。
両学長という、筋肉ライオンさんが運営されています。両学長は、IT企業経営者・投資家。リベラルアーツ大学を母体とし、リベシティというコミュニティをつくったり、不動産やクリニック、引っ越しセンター、工務店、税理士法人を開業したり、フェスを開催したりなど、手広く活動されています。
リベラルアーツ大学では、自由な人生への事前準備として、「人生の羅針盤」の作成を勧めています。
「人生の羅針盤」をつくると、「人生の軸」を視覚化することができるとか。
めんどくさいにゃ・・
そう思ったあなた、
● 今、あなたは後悔のない人生を歩んでいますか?
● 後悔のない人生のために、今やるべきこと、目標を明確にもっていますか?
● 社会や周りに流されていませんか?
人生は一度きり。いつ人生の先が見えるかもわかりません。自分の人生、少しでもいろどり豊かにしたくないですか?
実際に、「人生の羅針盤」をつくってみて、私は「後悔のない人生に近づけたかな」という印象をもちました。人に流されやすい私も、やるべき方向性が見え、少し心が落ち着きました。
「人生の羅針盤」のメリット・デメリット
メリット
リベラルアーツ大学では、「人生の羅針盤」をつくるメリットとして、以下のことをあげています。
● 何を大事にして生きるかを決めると、人生の中で選択に迫られた時の指標になる
・・・目の前の誘惑に負けなくなる
● 自分がなりたい将来に向けて、具体的な行動に落とし込んで考えることができる
・・・目的地を決め、そこから逆算して行動することで、無駄な選択を避けられる
● 幸せを感じやすくなる
・・・自分にとっての幸せが何かを考えることで、今ある幸せに気づく
【引用】https://liberaluni.com/valuemap-190530
【自由な人生】への第一歩は「人生の羅針盤」を作ること!価値観マップの作り方,価値観マップを作るメリット
人生は、選択の連続。自分の軸がしっかりしていないと、自分の思わぬ方向に、人生が振り回されてしまいます。
「あれ?なんでこんなことしてるんだっけ?」と思ったことはありませんか?
「人生の羅針盤」では、自分にとっての幸せ、大切にしていること、今進むべき方向を掘り下げていきます。これらを明確にしていると、大事な選択のときに、しっかりと自分の道を通すことができます。
デメリット
「人生の羅針盤」をつくるにあたり、個人的なデメリットをあげるとすれば、
● ちょっと手間がかかる
でしょうか。
実際、私の場合は、作るのに1か月かかりました。1日1時間ずつ隙間時間でやったので、30時間くらいですね。
そんなに・・・
人によって違うので、数日の人もいれば、1か月以上の人も・・・など、人それぞれなんだと思います。
あとは、「人生の羅針盤」をつくるにあたり、ツールの取り込み、「つっこみ」などが必要になり、ちょっと手間です(詳しくは、次の『「人生の羅針盤」を作る方法』でご紹介)。
ただ、「人生の羅針盤」をつくることで、自分の軸が太くなり、その後の人生がより彩り豊かになると思えば、時間と手間をかける価値は十分にあります。
自分の木の幹を太くするようなイメージだと思います。幹が太いほど、嵐に負けない、ドシッと構えた木になり、周りに流されない自分ならではの選択ができるようになります。
今、あなたの木はどんな木ですか?どんな木にしたいですか?
「人生の羅針盤」を作る方法
「人生の羅針盤」では、以下の4つについて、自分の考えを深めていきます。
● 自分にとっての幸せとは何か
● 何を大切にして生きているのか
● 何をどうしたくて、今ここにいるのか
● 人生でやりたいこと30のこと
大まかな流れとしては、
① 4つの項目について、自分の答えを書いていく
② その答えについて、自分でも「なぜ?」と深堀していく
③ 自分の答えについて、他の人から「つっこみ」を入れてもらう
④ 「つっこみ」への自分の答えを書いていく
⑤ ③~④を3~4回繰り返す
⑥ もう一度、4つの項目を書き直してみる
これらを、手書きや、ワード等でやっていくのは大変なので、ツールの活用が勧められています。
実際、ツールを使った方が、手間が減り、脳が活性化され、よりよい「人生の羅針盤」が出来上がると思いました。
マインドマップ ー ツールの活用 ー
「人生の羅針盤」を作るには、マインドマップを使用します(上の図のような感じ)。
● マインドマップとは
頭の中で考えていることを、脳内に近い形で書き出す、思考の表現方法。
記憶の整理や発想をしやすくする。
【参考】フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 マインドマップ
このマインドマップ、手書きで作成しようとすると一苦労。しかも、手早く書いたり消したりした方が、より脳内に近い状態に近づくので、ツールを活用するのがおすすめです。
マインドマップのツールとしては、色々ありますが、
● Xmind
が有名で、「マインドマップ」でGoogle検索しても上位に出てきました(R5年7月現在)。
「人生の羅針盤」をつくることだけ考えれば、1マップだけなので、無料・お試し版で使えてしまえそうです。
しかし、私はEdrawMind(旧MindMaster)を使いました。理由は、お手本にしているブロガーさんが使っていたから。
結果としては、「他でもよかったかな」という感じでした。無料にこだわったので、1マップに100項目しか作成できません。そのため、マップをいくつも作るはめとなり、手間がかかりました。
「人生の羅針盤」を作るには、項目は十分な数が必要です。
ただ、EdrawMindでは、AI機能が導入されていたり、他のツールよりも有料版の価格が安かったり、クラウドが使えたりと、がっつり使う分にはとてもよいものだと思いました。また、無料版では、項目数に制限はありますが、マップは無制限に作れます(R5年7月現在)。
「人生の羅針盤」を作ってみた感想
最初はなかなか答えが出てきませんでした。
でも、マインドマップを使い、思い浮かんだことをただ書いて、消して、とやっていると、少しずつ形になっていきました。
「なぜ」「なぜ」と、自分の答えに自問自答していると、私の場合は「愛」に振り回されていました。ちょっと自分で笑えてしまいます。
感想のまとめとしては、こちら。
● 後悔のない人生のために、今すべきことがわかった
● 選択の優先順位がはっきりした
● 仕事をどうしていくか整理ができた
● 人生を楽しむモチベーションが上がった
● 深層心理を知るツールとしても使えた
※自分のクセと、なりたい自分が混同していた ー愛に振り回されていたー
※個人的な感想なので、こんなのがあるんだ~的な感じで見てください(^^)
自分にとっての「幸せ」、そのために何をすべきかがわかった
「自分にとっての幸せ」って何か意識したことはありますか?
私はありませんでした。ふわっとは思っていましたが・・。
私の場合、結局「愛」や「エネルギー」を実感できる場所でした。視覚化すると、自分にとっての「幸せ」の大切さが意識でき、選択の際の優先順位がはっきりしました。
そして、何に、どのくらい時間を使いたいか、何をすべきかを明確にすることができました(森林浴Love!)。
食べるのが好き!
でも、あれもこれも食べたい~
本当に食べたいものはなに?
「食べたいものリスト」を作ったら
満たされるようになったよ!
使えるお金も整理したよ!
個人的には、この作業をしていると、生き生きしてきました。逆に、仕事に時間がとられ過ぎているという問題もみえてきました。
そして、改めて「幸せ」のために頑張れるという自分に気づきました(お金を稼がなければ・・)。
自分の幸せについて深掘りしていくと、後悔のない人生に近づけた気がします。
「大切にしていること」は「自分にとっての幸せ」を支えるものだった
「大切にしていること」って、「自分にとっての幸せ」とちょっと似ていませんか?
私は、どっちがどっちかわからなくなり、ちょっと混乱しました。自分の中で混同していました。
悩んだ末、直観で腑に落ちる方に答えを置いていきました。
結果的に、私の場合は「自分にとっての幸せ」を支えていることが、「大切にしていること」だった。という、シンプルなものになりました。
整理してみると、今すべきことかがシンプルにわかり、少し頭がすっきりました。
けっこう頭の中ってゴチャゴチャしてるにゃ
整理するとスッキリにゃ~
仕事をどうしていくべきかがわかった
個人的に、仕事をどうしていくかを、ずーっとグルグルと悩んでいました。
「何をどうしたくて、今ここにいるのか」という問いを、深掘りしていったところ、特に今の職場にこだわる必要はないことが整理できました。
また、転職のタイミングや、必要な収入、働き方などについても、考えを明確にすることができました。
自分にとっての幸せや、大切にしていることを明確にすることで、今後の方向性を整理することができたんだと思います。
先の見通し、やるべきことがわかると、少し心が落ち着きました。
仕事は大事にゃ!
人生を楽しむモチベーションが上がった
「人生のやりたいこと30」を最初に考えたとき、絞りに絞りだして、12個しか思い浮かびませんでした。
日をおいて、他の人の回答も見たりして、数日後にやっと30個挙げることができました。
今思えば、それまでは、自分の人生に希望や楽しみが少なかった感じです。30個挙げてみて、それを目標に計画立てていくと、ちょっと毎日が楽しくなりました。
さらに、いつやりたいのか、その時家族は何歳か、そのためには何が必要か、など具体的に掘り下げていくことで、より具体化でき、楽しい作業となりました。
仕事を頑張ってお金を稼ごうというモチベーションにもなりました。
人生一度きり!
楽しんでやるにゃ!
深層心理がみえた ー「愛」に振り回されていたー
個人的な感想です!
ここまでしなくても「人生の羅針盤」は作れますよ!
深掘りを進めていくと、自分のクセと、なりたい自分両方が出てきて、それが自分をゴチャゴチャさせていました。結局、クセの奥底には「愛」がありました(草)。
仕事へ「愛」と「成長」両方を求めていた
仕事に対して、「役に立ちたい」「必要とされたい」という思いがあったので、これに関して「なぜ」と、繰り返し自問自答していきました。すると、最終的には「自分の存在価値を確認したい」となり、「受け入れられたい」「愛されたい」にたどり着きました。
これにはびっくり。ちょっと落胆しました(そんな理由かよ・・と)。
でも、「愛」を本当にくれる場所は、他のところにあるということに気づきました。だから、「愛」を求めるのは職場じゃない。
一方で、仕事では「成長に対する単純な喜び」「(見返りを求めない)やりがい」もありました。
だから、仕事には単純に、「成長」を求めることを意識するようにしました。
「優越感」を求めていたのは、過去の「さみしさ・悔しさ」からだった
私は「お金」を大切に考えているので、そこで「優越感」を感じたい自分がいました。ここでも「なぜ」と自問自答していくと、「褒められたい」「愛されたい」という答えと、「褒められずにさみしかった」「悔しかった」という答えが出てきました。
ここでも、そんな自分にびっくり(さみしい人なんだな~と)。
でも、今はその思いを埋めてくれる場所があると思うと、自然と落ち着きました。そして、優越感がちょっと薄くなりました(実際、人とあまり比較せず、少しどうでもよくなりました)。
「人生の羅針盤」は、深層心理を意識するツールとしても使えた
今回の作業で、深層心理にたどり着いた(かもしれない)と思っています(^^)
ただ、深層心理へたどり着く人、たどり着かない人とに分かれると思います。
私の場合、精神分析のプロに指導してもらったことがあるので、たどり着いたのかもしれません。もしかしたら、たどり着いていないのかもしれません・・。
でも、結果的に羅針盤がシンプルになり、自分もすっきりしたので、まずはこれでよしとしています。
いわゆる、「前意識や無意識の部分を意識する」というやつです。防衛機制というものが入るので、その答えは本当かもわかりません。防衛機制は、自分が見たくないことや苦しいことを隠し、歪めて、自分を守っているので。
〈深層心理にたどり着くであろうコツ〉
● 「なぜ?」「誰に?」とつっこみが入ると、さらに具体的に深掘りできます
● さらりと回答できたり、手が止まってしまう場所には、深層心理が潜んでいる可能性があります
※可能であれば、そこにしばらく留まったり、時間をおいて考えます
● 昔の記憶がふわっと出てきたら、多分そこに答えの何かがあります
※けっこうきついので、ムリは禁物!!
私の場合、「拒否されていないと思える」という項目を連想したときに、嫌な感じを思い出したからか、動悸がしました・・(闇)。
別に、深層心理を意識しなくても生きていけます。
ただ、自分でそこに触れてみて、本当はどうしたいかを整理していくと、ちょっとすっきりしますよ。
人にはクセがあるので、そのクセを意識して方向を変えないと、同じことを繰り返します。
ちなみに、この作業をするなら、他の人の目がない方がいいでしょう。その方が、正直な自分でいれるので。自分もですが、人に見せたくない部分は隠したいですからね。
まとめ
この記事では、
●「人生の羅針盤」とは何か
● メリット・デメリット
●「人生の羅針盤」の作り方
● 実際につくってみた感想、かかった時間
について、ご紹介しました。
実際につくってみた感想としては、
● 後悔のない人生のために、今すべきことがわかった
● 選択の優先順位がはっきりした
● 仕事をどうしていくか整理ができた
● 人生を楽しむモチベーションが上がった
● 深層心理を知るツールとしても使えた
※自分のクセと、なりたい自分が混同していた ー愛に振り回されていたー
と、大満足な結果となり、オススメなツールでした!
頭の中がシンプルになり、すっきりしますよ(^^)
方向性が定まることで、心も落ち着きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、肩の力を「はぁ~」と抜きましょ(*´Д`)
【参考】https://liberaluni.com/valuemap-190530
【自由な人生】への第一歩は「人生の羅針盤」を作ること!価値観マップの作り方 リベラルアーツ大学
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